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Fusic

Fusicは、「OSEKKAI×TECHNOLOGY」をスローガンに、需要家に寄り添った丁寧な開発が強みです。
AWSを活用したシステム開発や、自社プロダクトも展開する福岡のIT企業です。

このページでは、Fusicのデマンドレスポンス(DR)支援内容や、実際の支援事例について詳しくご紹介します。

Fusicキャプチャイメージ
引用元:Fusic公式HP
(https://fusic.co.jp/)

Fusic
のデマンドレスポンス
支援の内容

需要家の積極的な参加を促すシステム開発

FusicのDRシステムは、需要家が能動的に節電に参加することを促す工夫が特徴的です。

日常的に使うLINEやメールを通じて節電要請の通知に加え、単なる要請に留まらずゲーミフィケーション要素を取り入れることで、需要家が楽しく節電に取り組めるような仕組みが組み込まれています。

これにより、節電に対して需要家の興味やモチベーションが高まり、DR効果の上昇を目指せます。

コストと柔軟性に優れたクラウドインフラの活用

このシステムは、Amazon Web Services(AWS)のサーバーレスサービスを駆使して開発されている点が特徴です。

これにより、電力需給がひっ迫する特定のタイミングで大量のアクセスが発生しても、高い柔軟性をもって対応できます。必要な時だけコンピューティングリソースを利用するサーバーレスアーキテクチャは、運用コストを抑えることにもつながるのです。

このリーズナブルなコストと高い柔軟性は、システム提供者にとって大きなメリットとなります。

社会課題解決への貢献と実績

このDRシステムは、電力需給の安定性向上という社会的な課題解決に貢献しています。

2022年の電力ひっ迫時に開発されたこのシステムは、多くの需要家に利用され、電力供給の安定に寄与した実績を持ちます。その成果が評価され、日本ガス協会の技術賞を受賞しました。

まとめ
Fusic は、
こんな小売電気事業者におすすめ

Fusicは、小売電気事業者向けにLINEを活用したDRシステムを提供しています。このシステム型のサービスは、単なる節電要請ではなく、ゲーム感覚で楽しく参加できる仕組みを導入し、需要家の積極的な行動変容を促します。

AWSを活用することで、コスト効率と柔軟性を両立します。必要な時だけリソースを利用するため、運用コストを抑えつつ、電力需給逼迫時のアクセス集中にも対応可能です。

この技術は電力安定化に貢献した実績があります。需要家との関係強化と社会課題解決を同時に目指す小売電気事業者におすすめです。

当メディアでは、DRを実務化する際に役立つ支援会社を「システム型」「PPS代行型」「コンサルティング型」といった形態ごとに整理しています。自社の状況に応じて比較できるよう紹介していますので、参考にしてください。

Fusicの
デマンドレスポンス支援事例

安定して対応できるシステムを構築

西部ガスは、電力需給逼迫という社会課題に対し、国の補助金制度を活用したインセンティブ型DRの導入を決定しました。この課題解決のため、Fusicは、既存の西部ガスマイページと公式LINEアカウントを連携させ、ゲーム感覚で楽しく参加できる節電プログラムを提案を行いました。

具体的には、AWSのサーバーレス技術を駆使し、大量のメッセージ送信やデータ処理に安定して対応できるシステムを構築しました。

その結果、スムーズなDRの告知と、節電達成度に応じたポイント付与やボーナス倍率の変動機能によって、節電効果の最大化を図ることができ、電力供給のバランス調整に貢献しました。

※参照元:Fusic公式HPhttps://fusic.co.jp/works/50

Fusicの
サービス導入の流れ

ウォーターフォール開発の進め方

ウォーターフォール開発は、計画を立ててから段階的に進める手法です。

まず、ヒアリングを通してシステムの目的や要件を詳細に定義し、見積もりを確定。次に、この要件に基づいてシステムの全体設計を行い、その設計通りに開発、専門チームによるテストを実施します。システム納品後もビジネス成長を支援するための運用サポートを行います。

アジャイル開発(スクラム)の進め方

アジャイル開発(スクラム)は、短いサイクルで開発と改善を繰り返す手法です。

まず、ヒアリングと概算見積もりを行った後、Fusicとお客さまでチームを組み、開発を進めます。次に、実現したい機能や要望を優先順位付けした一覧(プロダクトバックログ)を作成。優先順位の高いものから、スプリントと呼ばれる短い期間で開発と改善を繰り返します。スプリントごとにデモ環境で実装内容をレビューし、要望があれば修正や改善を行っていきます。

Fusicの
会社情報

会社名 株式会社 Fusic
本社所在地 福岡市中央区天神4-1-7 第3明星ビル6F
電話番号 092-737-2616
公式HP https://fusic.co.jp/
支援形態別
デマンドレスポンス(DR)
支援会社3選

デマンドレスポンスの導入を検討する企業向けに、システム型・PPS代行型・コンサルティング型といった支援形態別で、厳選した支援会社をご紹介します。
比較・検討の参考としてご活用いただければ幸いです。

システム型アイコン
システム型ならノウハウがなくても
デマンドレスポンス業務の
内製化が可能
インフォメティス
(BridgeLAB DR)
BridgeLAB DR公式HP
引用元:BridgeLAB DR公式HP (https://bridgelabdr.com/)
通知等をシステムで自動化し効率化とコスト削減を両立
  • 開発と既存システム改修も不要で導入できる
    SaaS型システム。
    需要予測からデマンドレスポンス発動まで
    全自動で行い、容量拠出金を削減。
  • システム型として「省エネ大賞」受賞※1の実績を持ち、有効性と信頼性が公的にも認められている
PPS代行型アイコン
PPS代行型ならデマンドレスポンスの
制度設計から運用まで
全委託できる
エナリス
(小売電気事業者支援サービス)
エナリス公式HP
引用元:エナリス公式HP (https://www.eneres.jp/service/business-support/)
小売電気業務全体を委託しホワイトラベル化
  • 小売電気事業者支援サービスは50社以上の支援実績※2を有し、需給管理・電力調達・卸売取引など、小売電気業務全体をカバー
    する包括型サービス
  • 経済産業省のデマンドレスポンス関連補助事業に登録されており、初めての参入でも補助金申請
    から実施まで一貫支援
コンサルティング型アイコン
コンサルティング型ならデマンドレスポンスを
主力事業として
成長させていける
KPMGコンサルティング
KPMGコンサルティング公式HP
引用元:KPMGコンサルティング公式HP (https://kpmg.com/jp/ja/home/industries/energy.html)
事業化・収益化を見据え
事業拡大を支援
  • デマンドレスポンスを「継続可能なビジネス」として成立させるための事業構想・制度対応・業務設計を上流から支援。
    制度選定やベンダー評価にも中立的に対応
  • エネルギー・インフラ専門チームによる、
    容量市場・需給調整市場への参入支援
※1参照元:【PDF】2022年度 一般社団法人 省エネルギーセンターHP (https://www.eccj.or.jp/bigaward/winner22/pdf/e-winner22.pdf)
インフォメティス公式HP (https://www.informetis.com/news/5917/)
      ※2 2025年8月18日時点 参照元:エナリス公式HP(https://www.eneres.jp/service/business-support/)